第34回我孫子市農業まつりを開催

平成27年11月21日(土)、初冬にしては暖かく穏やかな日に、我孫子市農業まつり実行委員会主催による第34回我孫子市農業まつりが開催されました。今年の来場者は1,000人を超え、昨年を上回る賑わいでした。
 農業まつりは、市の農業の発展と共に市民の方々に農業について効果的にPRして理解を深めてもらうことを目的に開催するもので、昭和57年第1回産業まつりの農業部門で農産物共進会を行ったことをスタートに、現在に至る歴史のあるおまつりです。

《農業者が丹精込めて作った農産物出展》と《表彰式》

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メインイベントである農産物共進会では、農業者が丹精込めて作った農産物117点が出展され、東葛飾農業事務所及びJA東葛ふたばの審査員の厳正なる審査の結果、千葉県知事賞を始め17部門での受賞者が決定しました。受賞部門のうち特別賞は、来場者が投票し一番多くの票を獲得した方の受賞となりますが、今回は、中野茂俊さん(中里)のブロッコリーが千葉県知事賞とのダブル受賞となりました。
審査員からは、「今年は栽培に苦労する天候だったにもかかわらず管理が行き届き品質が高い。生産されている農産物の豊かさを感じる。」との高い評価を受けました。また、その他のイベントでも、あびベジ加工部による模擬店や加工品販売、子ども向けゲームやガス風船のプレゼント等盛りだくさんで、来場者を楽しませました。あびこ型「地産地消」推進協議会は、協議会のPR、農業資材の提供、駐車場整理等、まつりの成功に貢献しました。まつりの最後は、昨年に引き続き、紅白もちの「ふるまい餅まき」で締め、大変な盛り上がりのうちに終了することができました。
 今後も、農業者、あびこ型「地産地消」推進協議会、関係機関が力を合わせて我孫子の農業を盛り立てていくことが大切です。